
妙顕寺は鎌倉時代、日蓮聖人が佐渡流罪の途中、難産に苦しんでいた領主・隅田五郎時光の妻を安産祈祷によって救ったことに始まります。これに深く感謝した時光は日蓮聖人に帰依し、寺院を開きました。日蓮聖人より時光に授与された「子安曼荼羅御本尊」や「子安釈迦牟尼仏」は、安産を願う人々に古くより親しまれています。


安産祈願が庶民に広まった江戸時代には多くの参詣者で賑わいました。その様子は江戸時代のガイドブック『江戸名所図会』等にも記されております。

戌の日の安産祈願
安産祈祷とは、妊娠中のお母様とお腹のお子様の健康、無事にご出産されますよう、仏祖三宝・諸天善神のご加護を頂戴するご祈祷です。
ご妊婦様(または代理の方)に直接ご祈祷いたします。
妙顕寺では、戌の日の9時から16時まで、予約なしで安産祈願を受け付けております。
戌の日の時間外または戌の日以外のご祈祷については、希望日の3日前までに予約申し込みをお願いいたします。(日時によってはご希望に沿えない場合もあることを御承知ください)
また、授与品の腹帯守は僧侶が心を込めて経文と妊婦様のお名前等を直接書き入れたものです。
安産祈願について
予約は不要です。開始の15分前までに受付をお済ませください。
| <受付時間> | 8:30~15:45 |
| <ご祈祷> | 9:00~16:00(下記のご祈祷時間割をご参照ください) |
| <受付場所> | 本堂の右側 |
| <ご祈祷料> | 5,000円(腹帯希望の場合は7,000円) |
| <授与品> | 腹帯守※1、安産御守※2、御札※3 |
※1 腹帯守は、腹帯に直接経文を書き入れたものか、小布に書き入れたものの2種類からお選びいただけます。(小布はご自身でご用意された腹帯のなかに入れるか、縫い付けてください)または、持参くださった腹帯に経文を書き入れることもできます。
※2 安産御守はレース型御守か袋型御守の2種類からお選びいただけます
※3 当山のお札は、手作業により墨で刷って作成しております。そのため、印刷されたお札と比べると、文字がやや不鮮明になっております。何卒ご了承ください

事前のご確認事項
| 腹帯の持参について | 腹帯はお持ちいただいても大丈夫です。 ただし持ち込みは1点まで。未使用か洗濯乾燥済みのものに限ります。 お預かりした腹帯に御朱印を押印いたします。 ※申し訳ございませんが、次に該当する腹帯はお預かりできません。 ・直履き(下着)タイプのもの ・他の寺社でご祈祷やご朱印を受けたもの ・上下の向きなど、着用方法が不明なもの |
| 注意事項 | 腹帯の販売と御朱印は、妙顕寺で安産祈祷をされる方のみ対象としております。当寺で安産祈祷をされない方には、腹帯の販売および御朱印は行っておりません。 |
| 必要事項 | ご妊婦様の氏名、住所、生まれた年、出産予定日 が必要となります。 ※ご参拝いただくのは代理の方でも大丈夫です。 |
| 最新情報のご確認 | 年中行事や法要等で、ご祈祷受付時間を変更する場合がございます。 必ず「お知らせ」のページまたは下記の「戌の日カレンダー」の下の備考欄をご確認の上、ご来寺いただきますようお願い申し上げます。 |
安産祈祷の流れ
ご祈祷受付にて申込用紙をお受け取りください。
受付は本堂の右側にあります。

控室で申込用紙をご記入ください。
記入内容は、ご妊婦様の氏名、住所、生まれた年、出産予定日、腹帯の授与の希望の有無となります。

申込用紙を受付にご提出ください。確認完了後、ご祈祷料(+腹帯代)をお納めください。
その後、ご案内時間までお待ちください。
ご祈祷後、短い法話がございます。
所要時間は、ご祈祷と法話を合わせて約30分です。

ご祈祷終了後、腹帯守、御守、御札を授与させていただきます。
ご祈祷時間割
| 平日 | 午前 | 9:00 10:00 11:00 |
| 午後 | 13:00 14:00 15:00 16:00 | |
| 土日祝日 | 午前 | 9:00 10:00 11:00 12:00 |
| 午後 | 13:00 14:00 15:00 16:00 |
時間は予定となっており、やむを得ず変更となる場合がございます。
ご理解いただけましたら幸いです。
開始の15分ほど前にお越しいただき、事前に受付をお済ませください。
予約制ではございませんので、その時間帯にお集まりいただいた方々と合同でご祈祷を行います。ご家族様もご一緒に、本堂へお入りいただけます。
戌の日カレンダー
| 年月 | 戌の日 |
|---|---|
| 2025年12月 | 7(日)・19(金)・31(水) |
| 2026年1月 | 12(月/祝)・24(土) |
| 2026年2月 | 5(水)・17(火) |
妙顕寺のご祈祷
妙顕寺では、古くより相伝される木剣加持修法によるご祈祷を行っております。

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世界三大荒行の一つとされる「大荒行堂」を成満した者のみが感得できるご祈祷になります。
「大荒行堂」では、11月1日から2月10日までの寒壱百日間、2時間ほどのわずかな睡眠と質素な食事の時間以外は、1日7回の水行と読経三昧に明け暮れ、自らを極限の状態に身を置くことで神仏のご加護・福徳力を授かります。

安産祈願以外のご祈祷も受け付けております。
子授け祈願、初参り、七五三、厄除け、交通安全祈願
地鎮祭、家祈祷、良縁成就、合格祈願等
蕨市、川口市、さいたま市など埼玉県内、東京都板橋区、北区、練馬区等からも多くの方が参拝に来ております。駐車場も完備しております。アクセス方法については、こちらをご確認ください。
郵便受付
直接お参りできない方のために、安産祈祷の郵便受付もさせていただきます。
希望される方は、必要事項とご祈祷料を添えて、現金書留にて妙顕寺にご送付ください、
ご希望日に祈祷し、翌日に授与品を郵便局のレターパックプラスにて郵送いたします。
| 必要事項 | ご希望のご祈祷名 【安産祈祷希望】と必ずご記入ください 妊婦さまの氏名、ふりがな、住所、生まれた年、出産予定日、授与品の送り先(住所・宛先人の氏名・電話番号) |
| ご祈祷料+送料 | 5,000円(腹帯希望の場合は7,000円) 別途送料として600円をご同封ください。 |
| 郵送先 | ご妊婦様の氏名、住所、生まれた年、出産予定日 が必要となります。 ※ご参拝いただくのは代理の方でも大丈夫です。 |
| 最新情報のご確認 | 〒335-0021 埼玉県戸田市大字新曽2438 妙顕寺 TEL:048-441-4846 |
なお、不明な点がございましたら、お問い合わせください。
