隅田五郎時光(隅田時光院日德上人)、没後七百年に寄せて

本日、令和七年(西暦2025年)十二月十二日は、長誓山妙顕寺第三祖 隅田五郎時光こと隅田時光院日徳上人の御命日正中二年(西暦1325年)からちょうど七百年です。

当山では、七百一遠忌法要を厳修し、法要後は歴代御墓所でご一読させていただきました。

私は昨年の七百遠忌は荒行中でしたので、こうして法要に参加できたことを嬉しく思います。

ご存知な方も多いですが、隅田五郎時光は妙顕寺の開山のきっかけとなった方です。

時光の妻が難産で苦しんでいた際、佐渡流罪中であった日蓮聖人に助けを求めました。日蓮聖人が時光の妻に安産の護符を授けると、妻の苦しみは消えて、無事に男子(徳丸)を出産することができました。時光は深く感謝して、日蓮聖人の弟子となり、自邸を寺に改めました。これが長誓山妙顕寺の成立です。

時光が亡くなって七百年、こうしてお寺が続いていることは非常に有難いです。

また、時光は子どもが生まれたことがきっかけで、仏縁が生じて法華経を信仰するようになりました。子どもが生まれるという人生のなかでも大きな出来事を通して、時光自身にも大きな心境の変化があったのだと推察されます。私の生きる智慧となるお釈迦様の教えの素晴らしさに気づき、法華経の教え、日蓮聖人の教えを人々に教化されました。時光の想いが今もまた、埼玉の地で続いていることは本当に凄いことです。

私自身も時光の遺志を継ぐべく、人々にお釈迦様の教えの素晴らしさをわかりやすく伝えていかねばと決意を重ねました。

さて、今月で一年も終わりますが、冬至の12月22日(月)14時からは星まつりがございます。

星まつりは来年に向けて、厄除け・開運・家内安全を祈る行事となります。

御札の申し込みは12月20日(土)までになりますので、宜しくお願い致します。

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